50代の主婦の「日日是好日」

50代も折り返し!日々の暮らしを書いてます。

「泣くな研修医」シリーズ

最近は読書にはまり、家にいる時間はほぼほぼ読書を楽しんでいます。以前のように小難しいのとか、精神えぐられる重い内容の小説は読めなくなってしまったので、ほとんどが軽く読めるエッセイが多いです。

ただ、12月に手術入院をしたせいもあってか、医療物の本を手に取ってしまうことも多々。今回は本屋さんに平積みされた「泣くな研修医」が目に付いて買って読んでみたところ、一気読みできてしまうほど文章が読みやすく面白い小説でした。続巻も出ているということで続けて購入。こちらもあっという間に読み終わってしまい、もう少しゆっくり読めばよかった・・・と少し後悔しているのですが、面白い本って読んでいても止まらないんですよね。

で、著者が中山祐次郎先生。ツイッターもフォローしているのですが、小説は読んでいなかった(><)確か、朝日新聞のネットニュースでコラムを書かれていたはずですが、たまに読むと一々なるほどと納得できることが書かれていて、もし消化器の病気になったらこの先生に診てもらいたい、と思えるような先生。

主人公の雨野先生や上司の佐藤玲先生、凛子先生など魅力的な人物ばかりで、こんな先生ばかりが揃っている病院なら安心して身を預けられると思ってしまいますが、実際には一人の患者にこれほど入れあげる先生はあまりいないだろうな、とは思います。重病だったり大変な手術だったとかインパクトのある患者なら記憶には残るでしょうけれど、毎日のように誰かの手術をしていたら、その時は覚えていても数か月後にはカルテを参照しなければ思い出せない患者の方が多いくらいでしょう。

この小説は雨野先生の成長物語。息子の友人にもこの春から研修医として働く子が数人いますが、雨野先生みたいに悩み傷つきそして少しづつ本当の医者になって行くんだろうなと楽しみでなりません。

続きが近々に発売されるようなので、今からとても楽しみです。

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