50代の主婦の「日日是好日」

50代も折り返し!日々の暮らしを書いてます。

母の終活

今年のお正月には実家に帰れなかったので、昨日久しぶりに夫と息子と3人で行ってきました。長年、家庭菜園をやっているのですが、近年足腰が弱くなって畑を耕す作業が難しくなったので、その時だけは我が家の男子たちが出動します。ジャガイモを植えるのに畝を作る作業は素人には難しく、風が吹く寒い中、暑い暑いと言いながら頑張ってくれました。肥料を入れて数日後に種芋を植える作業をするのですが、今年は家庭菜園をする人が増えたのかいつも行くホームセンターに種芋が売っていない・・・あら、売り切れなんて珍しいと言いながら、別の園芸店に行ってみるも同じく今年はもう売り切れーと言われ、焦る焦る。ちょっと遠い場所にも売ってる場所があるけれど、また売り切れていたら行き損になるので電話で確認してみたところ、やはりない(笑)どうしちゃったんでしょうね。仕方がないのでネットでまだ売っているお店を探して、ようやく種芋を確保できました。4月になると夏野菜を植える季節だそうで、また畑を耕しに行くことになりそうです。

私の母は昔から整理整頓ができた人。物事も何でも前もってきっちり決めておかないと落ち着かない人です。私は整理整頓が大の苦手なのでよく嫌味を言われたものですが、性格なのでしかたないのよ。そんな母も82歳。数年前から部屋の整理など少しづつ始めています。今のうちにやっておかないと、あんたたちが困るでしょ。ってことで、本当にその通りなのでやっておいてもらうと大変助かります。祖母が96歳まで長生きしたので、母もそのくらい生きる想定でいるのですが、やはり90歳を過ぎたら片付けなんてやってられないと思うので、本当に今やってもらわないと。

昨日は大量の服が山盛りに整理されてて、クローゼットもだいぶスッキリしていました。台所のいらない食器や調理器具の類も要らないものはだいぶ捨てたけど、まだ使えそうなものは取ってあるから欲しかったら持って帰って~!と言われて、圧力釜が丁度壊れちゃっていたのでそれと大皿をもらってきました。

それだけでなく、保険のことや入院になった時のこと、延命治療は絶対にしないこと、自分が死んだ時のお葬式の手はずももう済んでいることなどなど、色々と説明を受けました。葬式用の写真も選んであったのには笑いましたけど。用意周到というか心配性というか・・・多分、全部自分で決めないと気が済まない性格なので、こちらが口出しする前にすべて終わっているようでした。まぁ、勝手に私や弟に決められるのが嫌なんだと思います。

ただ、もっと高齢になって半分寝たきりになったとしても、ぎりぎりまでヘルパーさんに来てもらって家にいたいのだそうです。私の実家まで遠くはないけれど電車で1時間半は掛かるので、私も毎日は行かれないし一緒に住むという選択肢は今のところありません。だから、ボケたら施設に入ってもらうからね!とは言ってあって、それは了承されています。今の一番の懸念材料は母には長生きしてもらいたいと思っていますが、私より長生きしないで欲しいということ。これは自分が年を重ねて、入院したり体調が芳しくなかったりすることも出てきているので、先に私が死んでしまったら親を看取ることができなくなり可哀想な想いをさせてしまいます。やはり順番は守りたいです。

父は75歳で亡くなっていますが、私はどちらかというと父に似た体質ということもあってそんなに長生きはしないのではないか?と思っているのです。そしてそんなに長生きしたいとも思っていない。。。だから、母が100歳まで生きるということは、私は最低でもあと18年は元気でいないといけないということになります。18年、意外と長いです。頑張れるでしょうか。

母とは性格が違うのでぶつかることも多かったし、姉妹みたいな親子とは正反対な親子関係だったので、子供の頃から悩みを打ち明けるとか一切したことがないクールな関係でした。でも年を取って少しは母も丸くなり、扱いやすくなってきた面もあって最近は喧嘩もしなくなりました。本当はもっと前からこんな関係だったらよかったなとつくづく思った1日でした。

 

 

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